2006-04-11 第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
○佐藤(錬)委員 もう十五分過ぎましたから、急ぎます。 今日、一千兆円を超える巨額な財政赤字に対して、国会における議論は一般会計に集中しがちである。一方、特別会計があります。国民にとっては全体がわかりにくく、今日では、無駄遣いなどさまざまな疑念や批判を受けて、国民の信をなくしているのではないかと思います。事業ごとの受益と負担の関係を明確化するという特別会計制度のメリットもわかりますが、三年前、当時
○佐藤(錬)委員 もう十五分過ぎましたから、急ぎます。 今日、一千兆円を超える巨額な財政赤字に対して、国会における議論は一般会計に集中しがちである。一方、特別会計があります。国民にとっては全体がわかりにくく、今日では、無駄遣いなどさまざまな疑念や批判を受けて、国民の信をなくしているのではないかと思います。事業ごとの受益と負担の関係を明確化するという特別会計制度のメリットもわかりますが、三年前、当時
○佐藤(錬)委員 我が国は、敗戦後もう六十年余り、平和を保ち、自由と民主主義を守り、経済の発展にあわせて国民生活の豊かさと世界一の長寿社会を築き上げました。一方、これまで野党の主張する、税や社会保障などの負担は軽く、行政の給付サービスは重く、最大限に拡大せよという無責任な要求にこたえてきたことによる財政の赤字も拡大したのであります。 国と地方の借金は合わせて一千兆円を超えたと聞く。こうした巨額の借金
○佐藤(錬)委員 おはようございます。自由民主党の佐藤錬であります。 けさは、トップバッターで、与えられた時間はわずか三十分ということでありますので、細かな議論をするゆとりがありません。根本の問題に絞って単刀直入に問いますので、ひとつ、閣僚各位におかれても、簡潔に、わかりやすく御答弁をいただければ幸甚に存じます。 まず、行革の質問に先立って、きょうは総理は御欠席ですから、内閣のかなめである官房長官
○佐藤(錬)委員 次に、山梨県教組問題は、一昨年の十一月に新聞報道があって以来、文科省と県教委の間で押し問答が繰り返されているだけで、事態は一向に前進していません。県教委は指摘された数々の問題点について、ひたすら、調査を行うという発言を繰り返すのみ。また、文科省も文科省で、厳正な措置を求め厳しく見守っていると繰り返すのみであります。一体、こんなことをいつまで続けるおつもりなのでしょうか。そもそも県教委
○佐藤(錬)委員 ありがとうございました。 それでは、次に、刑事処分を受けた教員の処分問題について質問します。 過ぐる二月八日の予算委員会におきまして、我が党の宮路議員が、山梨県政連政治資金規正法違反事件で有罪となった教員、山梨県教組財政部長の処分問題について尋ねた。その際、小坂文科大臣は、厳正な措置をとるよう求め、県教委の対応を厳しく見守ってまいりたいと答弁をなされました。あれから既に一カ月が
○佐藤(錬)委員 皆さん、おはようございます。自由民主党の佐藤錬であります。 与えられた時間はわずか三十分のみ。九問用意しましたので、前段はもう省いて、簡潔に質問しますから、どうぞ、とんとんとんとんとテンポよく進みますように、答弁も結論を簡潔にお願いをしたいと思います。 実は、有村治子政務官、大変公務御多端の御様子なものですから、順番を変えて、最初に、いつもさわやかな、大好きな有村政務官に質問をいたします
○佐藤(錬)委員 やはり教師にもっと、三時で子供から離れて、もう知らない、もう学校を出なさいというような教育じゃだめなんですよ。やはり教師にもう少し、小学校に入ったら責任を持たせなきゃ。それを、学校の授業が終わったからどこかよそへ集まれなんて、学校を出ろ、そういうことはもう論外だと思いますし、それから、学校の先生が忙しいという話がさっきあったから、ローテーションを組んで、一人じゃ大変なら二人一組でもいいが
○佐藤(錬)委員 感覚が、ちょっと頭を切りかえてください。いいですか。いろいろな能力を持った地域の人たち、またお年寄りも含めて、これはボランティアで皆さん来てもらって、そしてやっているんでしょう、それをやれと言っているんですよ。児童クラブのように、ただ集めて、居場所をつくってあげて、じっと見ているのじゃなくて、そういった地域の人たちのいろいろなお手伝いもいただきながらやればいいんですよ。 そして、
○佐藤(錬)委員 自由民主党の佐藤錬でございます。 時間が十五分と限られておりますので、簡潔に、端折った話になるかもしれませんが、質問をします。 まず、いろいろとお話を聞いておりましたら、昭和五十一年から厚生労働省がこの放課後児童健全育成事業というのを始めたと言いますが、今日これだけのことしかやっていないということは、私はびっくりしました。 まず、親御さんは大変な不安を持っていますよ。子供を預
○佐藤(錬)委員 本件に関して、昨年末処分を受けた教頭が、新年度の人事において校長に昇任していることが明らかとなっています。また、県教組の出身者が相変わらず教育委員会の役職に就任しているという報道や、教職員の服務規律を審査する委員会のメンバーに県教組出身者が多く含まれているという報道もなされています。さらに、県教委は文科省が求めた処分のやり直しには応じない方針を確認したという報道も四月六日になされています
○佐藤(錬)委員 そこで、文科省は、実態を正確に把握するために、みずから現地に乗り込んで調査、指導をするつもりはないのか。県教委の調査では現場教員の声が反映されていないのではないかという疑念があります。県教委の調査は、ほとんどの問題について事実確認ができなかったとしてこの問題を終わりにしようとしています。 しかし、ここには重大なうそがあります。我が党の調査によれば、県教組の指示による政治的行為、選挙運動
○佐藤(錬)委員 おはようございます。自民党の佐藤錬です。先輩議員の御配慮のおかげで、けさはトップバッターで六十分、よろしくお願いします。 本日は日教組の定期大会が開かれているようであります。そこで、まず日教組の山梨県版であります山梨県教組問題を取り上げます。 昨年十一月、山梨県教職員組合による組織的な教職員からの選挙資金集めが報道されて以来、およそ八カ月が過ぎました。この間、我が自由民主党は、
○佐藤(錬)委員 自民党の佐藤錬です。 最後の方になりますと、質問をしようと思ったことがもう出てしまいましたけれども、ちょっと私なりの視点から。 実は、参考人、お二人とも昭和二十六年生まれで、私も同年なんです。戦後生まれですから、平和で豊かで、ある面では本当の危機感というか有事の対応というのは知らない世代。ですから、平和ぼけとまでは言いませんが、国民的なそういうのがありますね、実際。 その中で
○佐藤(錬)分科員 次に、今大臣もお触れになりました、昨年十一月明らかになった山梨県教組による組織的な政治活動や選挙運動の実態に対し、山梨県教育委員会は厳正な行政処分をいまだに行っておりません。もう半年になります。逆に、本件に関し処分をした教頭を優遇して、ことし四月一日付で校長に昇任させております。 こうした自浄能力のなさは、長年にわたる教組と教委によるなれ合いと癒着体質の中で起こるべくして起こった
○佐藤(錬)分科員 ありがとうございました。 次に行きます。 教育基本法の改正、自主憲法の制定など、我が国の精神、心と形を一日も早く確立すべく努力しなければ将来が危ういんだと思います。何の資源もない東アジアの小さな島国である日本の将来は、教育が決する。人口減少、少子化に向かう今日、人材こそが宝である、そう思います。 地方にできることは地方に、民間にできることは民間に、小さく強い政府を目指す小泉改革路線
○佐藤(錬)分科員 自由民主党の佐藤錬であります。若輩、未熟者であります。御指導をよろしくお願いします。 質問に入る前に、まず冒頭、昨日の兵庫県尼崎市のJR福知山線の電車脱線事故における多くの死傷者各位に対して、衷心より御冥福をお祈りし、お見舞いを申し上げるものであります。 今、時刻は、もう十二時十七分ぐらいになっている。一時から本会議があります。こうやって昼食をとる間もなく熱心な議論をしている
○佐藤(錬)委員 続いて、少年非行問題をお聞きします。 少年非行の凶悪化や低年齢化を受けて、十四歳未満で罪を犯した触法少年について、警察に調査権を与え、少年院への送致もできるように少年法改正案が今提出されております。 少年犯罪を抑止するために、厳罰化をもって対応しようとする動きがある一方、少年法の理念である福祉的保護で立ち直りを援助すべきであるとの慎重論もあります。非行少年の処遇、更生に対する政府
○佐藤(錬)委員 ありがとうございました。 私はやはり愛国心と宗教心が今足りないのではないかと思っておりますが、これは後日また議論をします。 時間がありません。次に行きます。児童虐待問題。 今、合計特殊出生率は一・二九と言われておりますが、これを一・三と計算しても、日本の人口は今一億二千万人ですが、今から四十五年後、すなわち二〇五〇年には九千万人、九十五年後、二一〇〇年には四千万人、そして四百九十五年後
○佐藤(錬)委員 おはようございます。自由民主党の佐藤錬でございます。 南野知惠子法務大臣兼青少年育成及び少子化対策内閣府特命担当大臣に率直にお尋ねをしますので、ちょっと遠く離れておって寂しいですけれども、大臣と私の間柄ですから、どうぞ、ざっくばらんに率直に御答弁を賜れれば幸甚に存じます。 さて、我が国はことし、さきの大戦、すなわち大東亜戦争、太平洋戦争に敗れてから六十年。まさに戦後還暦。重要な
○佐藤(錬)分科員 基本方針を拝見しますと、努力とか配慮という言葉が目立ちます。努力とか配慮という言葉ほど無責任でいいかげんなものはありません。努力したがだめだったとか、配慮したが無理だったと言われることは日常茶飯事であります。 全国あまねく、くまなく安心・安全サービスを提供するために日夜頑張っている郵便局ネットワークの維持について、努力義務や配慮などのあいまいな言葉ではなく、明確に法律上の義務を
○佐藤(錬)分科員 第二は、なぜ今郵政民営化を急いでなし遂げなければならないのか、その目的は何なのか、日本郵政公社の中期経営計画の実績、結果を見てから検討すべきではないのか、こういう疑問が多くあります。国民が理解し、納得できるように、胸につかえた不安や懸念のもやもやがすとんと落ちるように、国民にわかりやすく説明する責任が政府にはあると思います。大臣の御答弁をお願いします。
○佐藤(錬)分科員 自由民主党の佐藤錬でございます。 竹中平蔵大臣とは、昭和二十六年の同年生まれでありまして、うさぎ年生まれです。しかし、母の胎内に生命を宿したのはとら年ですから、優しく、そして、少々気が荒く激しいところもあると思います。 きょうはこれから三十分、同年のよしみで、お互いにざっくばらんに、失礼な点もあるかもしれませんが、本音で議論をさせていただきたいと存じます。 竹中大臣は、今日
○佐藤(錬)分科員 聞きたいことが山ほどあって、時間も迫ってきましたので、端的に聞いて、端的に答弁をいただければありがたいと思います。 今大臣が触れられた地方交付税の問題ですが、おかげで十七年度地方財政計画においては、地方税、地方交付税、臨時財政対策債を合わせた主要な一般財源は十六年度並みに確保していただきました。ぜひ十八年度においても十七年度並みの一般財源総額を確保すべきであるというふうに考えております
○佐藤(錬)分科員 ありがとうございました。 さて次に、実は私は、昭和四十七年からこの永田町ででっち奉公を始めて、ここに来るまで三十年、地方で政治修行を積んできたわけですが、その昭和四十七年に発刊された劇的なベストセラーでありました田中角栄先生著の「日本列島改造論」の目的は、失われ、破壊され、衰退しつつある日本人のふるさとを再建することにあったと思います。 中の文章の一節に、日本列島を現在よりもっと
○佐藤(錬)分科員 自民党の佐藤錬でございます。 この場で麻生総務大臣に質問をするのは初めてでございます。いささか緊張と興奮を覚えておりますが、同じ九州人同士、近くでございますが、三十分間、いい議論をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 まず、地方は、それぞれ三月議会を控えて、一日も早く新年度予算が成立をするように待っているわけで、一日も早い予算成立をなし遂げなければ地方は困るということで
○佐藤(錬)委員 では、急いで簡単に金田理事に対してお聞きします。 最後の結論なんですが、米軍の変革に対応した明快なビジョンをということなんですが、これについて金田先生のお考えがあればお聞きしたいなと思っておるんです。 特に、自衛隊に対して、今後役割の増大や、海外に自衛隊が派遣される、これから要求してくると思うんですね、大綱でも見直しが進められているようですが。その場合に、いろいろな課題がありますが
○佐藤(錬)委員 自民党の佐藤錬です。 それでは、先生方に、一、二、それぞれお聞きしたいと思います。 まず平松教授にお聞きするんですが、お話によりますと、東シナ海だけじゃなくて、我が国の排他的経済水域である地域、太平洋の地域まで中国の海洋調査活動が急増しておる。その活動が、国連の海洋法条約で保障された純粋な科学的海洋調査ではなくて、地質調査だとか資源調査、軍事調査が行われておるというお話を承ったわけですが
○佐藤(錬)分科員 今、日本の自衛隊がイラクに派遣されておりますが、一般のお母さん方の声が、聞こえてくる声が、最近の日本人の若い者のだらしなさというか、男は男らしくという感じが薄れておった中で、久しぶりの日本男児を見たような気がするといって、非常に奥さん方からそういう声を耳にします。 そういったことを思うにつけ、戦前の私たちの先輩には、公のためにみずからを犠牲にしても尽くしていこう、また、国を愛し
○佐藤(錬)分科員 ありがとうございました。 総務庁が調査をしたデータを一部手元に持っておりますが、これは高校生の意識調査ですか、国際比較があります。 「自国人であることに誇りをもっている」という問いに対して、タイやフィリピン、ブラジル、アメリカ、スウェーデン、イギリス、韓国、フランス、そして日本と続いておりますが、タイなどは九九・八%に対して、日本は七七・一%という結果が出ております。また二つ
○佐藤(錬)分科員 自由民主党の佐藤錬でございます。初質問でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 国家百年の大計は教育にありという言葉があります。今、歴史的な大転換期を迎えて、さまざまな分野で改革が行われておりますが、何よりも増して、その根本は教育改革にあると思います。資源の乏しい我が国にとっては、人こそが唯一の資源であり、財産であります。 教育の改革というと、子供の教育に目が向けられるわけでありますが